名水を訪ねて(その2)
2010年 07月 08日
ネットで調べると王子公園からしばらく登ったところにあるようです
2号線などを使って往復するだけでは能がないので
六甲山経由で行くことにします
登山道を下らねばならないのでもう夏は乗ることはないやろうと思っていた「Mt.FUJI_29号」で行くことにします
倉庫の奥にペダルを外して突っ込んでいた為、そのペダルを探すのに1時間もかかってしまい出発は9時を回ってしまいました
仁川から甲山経由で登ります
仁川町6丁目の坂。いつ来てもキツイ坂です。
六甲山麓に湧くもう一つの湧水「鷲林寺(じゅうりんじ)」に寄ります
鷲林寺の交差点はよく通るのですが、そこから数百m登ったところにあるここを訪ねるのは初めてです
・・・水子地蔵尊の水を飲むの?と思いきや
本堂の脇に手清めの水の横に蛇口がありました
水温を測ると19.5度です。多少冷たいとは感じますが「冷えてる」とは実感がないです
一応GT(グリーンティー)しておきます
なんでも数百m離れたところの湧水をパイプでひいてきてるとのこと仕方ないでしょうか
折角高度を上げたのにまた少し下って県道を登ります
まえにロード(トリコロール号)で登った時はそんなにしんどかった記憶はなかったのですが今日はしんどいです。
芦有道路のインターチェンジのところで少々休みました
やがて最上部の一軒茶屋です
今日は水蒸気が多いみたいで眺望はないです
紫陽花の季節はまだなのかそれとも過ぎてしまったのでしょうか
一帯で咲いてはいるものの、目を見張る程ではなかったです
六甲山牧場のところから摩耶山方向へ
まやロープウエイの星の駅に着いた時はまるで雲の中でガスがかかって何も見えません(カメラのレンズが曇ってるのではないですヨ)
ここから六甲山全山縦走路の天狗道を下ります
まだ昼過ぎですがガスがかかって暗く心細くなります
天狗道の取り付きですが乗れる?と思いましたが、ここだけでしばらくは階段でした
階段が終わると今度は花崗岩主体の岩盤の下りです
今日は担ぎベルトも持ってなく担げない自転車に手こずり、仕方なくBBにストラップをまわしてそれを掴んで担ぎます
有名登山道をなめてました。いつもは4、500m級の山でアップアップなのに六甲は900m、摩耶山でも700m近くあるのです。それも大げさに言うならそのまま海まで降りるのですから。
時間が午後と少々悪い天候によって多くの登山者に遭遇しないことだけが救いです
天狗道が終わって学校林道という道になります
林道という名なので乗れるやろうと思ったのはつかの間
乗れるとこは少ないです
神戸の町並みの手前、眼下に見えるのは新神戸ロープウエイの山上駅です
分岐にあたり旧摩耶道へ
ここから青谷道までは等高線に沿った道で乗れ乗れです
ずっと右側が斜面で少々道が細くなってるところがあってスリル満点
青谷道への分岐(これを行って大失敗)
せっかく乗って来れた道もここからまた押し下ろしとなりました。
しかも最近余り人が通ってないようでクモの巣だらけ
やっとこんなところに降りました
成田不動尊ですが入り口のところに湧き水がありました
目的の青谷道の湧き水ではないようですが、水温を測り(20度でした)
ぬるい水では今一です
何も考えず下りました
六甲観光茶園です。この辺りでは唯一の茶畑だそうです。
一部コンクリートの簡易舗装された急坂をバンバン下ります
つくばね寮という地元の毎日登山者の登山カードが置いてあるところです
ここで登ってこられた方に湧き水の場所をお聞きしたら
『ずっと上ですよ、判りませんでしたか?』
ガ〜ン!
旧摩耶道から青谷道へのエスケープ道を降りてしまったみたいで
そのまま平行道を行くと本来の青谷道にブチ当たり、そこに湧き水があるそうです
かなり下ってきてしまいましたので今日は諦めることにしました
この道を上がるのは相当しんどそうです(20%越えてるところも多々)
バンバン下って町並みとの接点に降りてきました
ディスクブレーキからは車が山から下りてきた時のような焼けた匂いが漂い、ローターはメチャ熱々になってました
山手の町並みを抜けたところに友人が勤める豆腐屋があったので絹コシ豆腐と豆腐の薫製を買いました
最後に阪神電車御影駅に寄ります
「沢の井」という湧水が交番の前にありました
交番で聞くと大腸菌が発見され飲めないとのこと。残念
水温は18度でした
どうも六甲山系は水温が高いなあ
本日出会った森のキノコ
本日の走行距離:69km
本日の出費
ローソン100:オニギリ2個 ¥190(値引き商品含む
鷲林寺お賽銭:¥10
一軒茶屋自販機:ジュース¥120
神戸発とうふや:ハチミツ入り豆乳¥180
絹こし豆腐¥170
豆腐の薫製¥400
御影駅前自販機:お茶¥100
全身汗まみれで疲れました
by masagoon | 2010-07-08 15:20 | 名水を訪ねて | Comments(6)
確かに、夏は冷たくかもしれないですが、冬暖かくもある水って、
そんな都合がよいわけないですよね。
私のよく行く天川の湧水は、正真正銘冷たいです。
ボトルに入れるとすぐに周りに水滴が付いてきますよ。
それからもう一つ、湧水についての注意ですが、水の湧き口から汲める水はよいのですが、少しの間流れてくる水や、落ち葉の中を流れてくる水は注意は必要です。
植林された木のために撒かれた肥料や農薬が混じっていたり、野生動物の糞尿に含まれるウィルスが混じっていたりすることがあるそうです。
まあ、山に詳しいmasagoonさんなら知っていますよね。
多かれ少なかれ「何か」混じってますよ
先日の茨木の湧水の成分分析にも「ヒ素」が少しってありました
まあマンションなどの給水タンクの中を見たらいろんなものが入ってるらしいですしね
常用にしなければ何でもダイジョウブかと・・・
恐れ入ります。