遂に3作目、ALTEC MiniMonitor-8A

エッジの張り替え3作目
遂に本丸、ALTEC MiniMonitor-8Aをやります

このスピーカーはオーディオブームの後半、当時米ALTEC製品の輸入元だったエレクトリがユニットのみを輸入し箱は国産オリジナル設計で日本で組み上げた製品で当時7〜8万円だったと記憶してます。
元々義弟が大学生の時に購入したものを引き取ったもので、貰った時から
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    ウレタンエッジは見るも無惨な状態でした
ウーハーを外し、ALTECを引き継いだEVの209Aを入れて聞いておりましたが全く低音が出ずウレタンエッジを手に入れていつかはレストアをしたいと思ってました
ちなみにツイーターは427-8A(だったか?)とネットワークはN1501-8A
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     こんな立派なものがついておりますが・・・
ウーハーは公称12インチ(30cm)なんですが振動板の直径は20cm弱にエッジ部で、つまり10インチと言う貧弱なもの磁気回路も3世代程前のもので
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ヨーク?というでしたかの横の取れかけたフェルトをめくるとボイスコイルが丸見え
古い安物のギターアンプのSPでもこんなの見たことがありません
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          いよいよ作業に取りかかります
今回は3度目にして初めて2個一緒に製作です
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     適当な板がなかったので衣装ケースの蓋で製作します
18mmのバックアップ材を半分に切って2つにするのですが全く同じものが作れなかったので2回作って似たものをペアとしました
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  2個同時に進行するというのはゴム塗料の塗布を左右均一に仕上げる目的です
3度程塗布して完成
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     径が大きくサークルカッターが使えないので
コンパスにカッターペン?を付けて切りましたがあまり上手くいきませんでした
おまけにこのSPはエッジはコーン紙の前面に貼られてるためエッジの切り目がそのまま見える訳です。大半のSPではエッジはコーン紙の裏側に貼られてるためコーン紙のエッジの真円のみが見えるため綺麗に見えるのです。一瞬裏側に貼ろうとも考えたのですがなるべくオリジナルにするため全面に貼りました
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またフレーム側も通常パッキンがあるのですがエッジを貼っただけがデフォルトです

で、いよいよ取り付け
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     今までの209Aさん、ご苦労さん
右側も取り替えて
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     新品状態ではありませんが一応元の鞘に納まりました

さあ!音出し
・・
・・・
・・・・
なっ、なんと中域の出ない、ウエストコーストサウンドに程遠い
がっかり・・・確かに低音は出るのですが・・・

考えてみるに
@7,8万でALTECサウンドが出るはずもなく
当時、ハイエンドマニアでなく若者が求めたサウンド(低音ズンズン)
確かに当時の若者向け入門国産コンポの音は低音重視で
エレクトリもその辺りをターゲットとして音作りをしたんですかねえ〜

元の209A+スーパーウーハーのの方がよっぽどイイ音でした
MiniMonitorはお蔵入りにして209Aをもう一度新たな箱に入れることにします
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by masagoon | 2014-06-14 21:44 | オーディオ | Comments(2)

Commented by 山賊総業 at 2014-06-15 05:20 x
三作目ともなると手慣れたもんですね。
自転車でいうと、近頃のビアンキやマジーみたいな感じですが、ブランドシールを貼っただけでなく、いちおうユニットを輸入しているだけマシですね。7〜8万円という値頃感と若者がターゲット、というのが詐欺師に共通する手口かな?
Commented by masagoon at 2014-06-16 12:18
>山賊総業さん
 この頃の輸入品はアメリカのブランドはアメリカ製、日本のブランドは日本製
 でしたからねぇ
 今のブランドは名前だけでほとんど中国製とかインドネシア製ですし
 自社工場でなく大半はOEMでシールだけですからね
 自転車だけでなく楽器も大半がそうなんですよ
 

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