君に日本海を見せたくて
2008年 09月 17日
無理して走って来ました。
自転車を始めた中学生時代、悪友とナイトランで舞鶴に行ったことがありました。
当時はR173はまだ未舗装の部分があったのでR171で向日町まで行き、そこからR9で老坂トンネルを抜け、園部を通り、須知から27号線で綾部そして舞鶴へ一晩掛かって走りました。当時はバイパスもなく街の中を抜けて走ったものです。
自転車を復活して夏になり昼間は暑くて走れないので、いつかはこの道をもう一度辿ろうと思ってたのですが、諸々の理由で実現できず本日、時間が取れたので実行しました!
コースの概要としてはいつものように猪名川町から西峠を目指し、途中より籠坊温泉方面に右折、そこからR173天王へ出て篠山福住に下り、そこからR9へ出て須知よりR27で昔の記憶を検証しながら綾部へそして西舞鶴(日本海)そこから輪行で帰ってもいいし、元気が残ってたら由良川沿いに福知山へって、いうコースです。
まず午前3時自宅出発!
99ショップでオニギリ他を買って、一路猪名川渓谷ラインへ
走り出した途端に左足膝関節に違和感を覚えます(少々不安)
真っ暗な中、西峠手前の奥猪名健康の郷にて
ここまでは所々街灯もありましたが、ここから籠坊温泉のほうへ向う峠は全く真っ暗ケです。幸いなことに空が白み始めました。
峠の途中でインナーに落とそうとした時、チェーンが2度も外れ往生しました
春にヘアピンを曲がりきれず突っ込んだとこを通ります
下って籠坊、そしてR173天王へ出て、豪快な下りの途中
これから向う篠山は雲海の下です(5:50)
下ってみるとこんな感じです(スゴク寒かったデス)
やっぱり単なる朝もやですか?
大気中の水分が飽和状態なようで,走ってると腕の毛は
こんな風土が丹波の黒豆を育てるのでしょうか
ブロッケン現象が起きそうな中、R173福井から須知を目指します
(太陽に向って行くので当然ブロッケン現象は起きませんが)
京都府との県境の名もなき峠(7:00)
登りは大したことなかったですが、下りは九十九折れが続き下りごたえがありました
そして、9号線に合流し27号線との分岐の須知を目指します
ここから綾部を目指します
このへんで左太ももが強烈にツッテしまいました(大丈夫?)
下山から綾部までは渓谷に沿ってR27とJR山陰本線が入り組んで並走し、あたかも木曽路とかを走ってるような気分になります。昔走ったときはディーゼル機関車に曳かれた長距離客車列車が谷の上を走ってました
このあたりも昔の趣きがだんだん無くなりバイパスができてました
和知からは旧道を走ります。
旧道に沿った商店はどこもシャッターを下ろし、交通量が減って安全性は向上したものの地域の反映、潤いは全く無くなってしまったようで,何か考えさせられます。
天候に恵まれ気温、湿度とも自転車にうってつけです。
ここら辺から舞鶴に加えて敦賀までの標識が現れるようになります
いよいよ綾部市(走行100kmを超えました)
綾部の昔の思い出は街に入る前に印象的なトラス橋があって、それを超えると京都交通のバスセンターがあり、そこのベンチで仮眠したことです。
まず最初に現れたのは
こんなハイカラな橋ではなかったです
次は
こんな味気ない橋でもありません
これです
昔の記憶ではもっとトラスの大きい立派な橋だったと思うのですが、自分自身が小さかったのでしょうか?
午前9:00到着(走行107.5km)
そしてバスセンターは
交差点のマクドにその象徴を奪われ、存在感が無くなってました
ここから舞鶴(日本海はもうすぐです)
電化された舞鶴線に沿って進みます
舞鶴市突入
JRを跨ぐ陸橋の上でまた左足ももがツリました
そして西舞鶴到着(10:25)
我が自転車よこれが日本海だよ!
いくらか元気が残ってるので由良川沿いに出て福知山を目指します
川の右岸、左岸を行ったり来たりして福知山到着(13:00)
蕎麦屋で昼食にし,良からぬことを考えました
そうや!「12時間耐久ランにしよう!」
15:00まで走り、15:00を超えた最初の駅から輪行しようと思ったのです
また峠です(大したことないですけど)また足ツリました
ここから先もバイパスになってました
15:20に着いたのが福知山線柏原駅でした。
(篠山まで無理したら走れそうでしたが先に峠もあることやし今回はココまで)
疲れた
走行時間(休憩も含む)12時間20分
走行距離:197.3km(200kmいかんかった)
疲労:疲れ過ぎて、今は感じない・・・
# by masagoon | 2008-09-17 22:59 | 自転車(舗装路系) | Comments(9)